香川県ってどんな所?






香川県は、瀬戸大橋で本州とつながっていることから、四国の玄関口に位置する県です。
その魅力を3つ紹介します。
瀬戸内国際芸術祭
瀬戸内国際芸術祭、通称「瀬戸芸」は、瀬戸内海の島々を舞台に開催される、現代アートの祭典です。2010年より、3年に1回のスパンで、春・夏・秋の約100日間にわたり開催されています。香川県の島々がメイン会場です。
草間彌生や安藤忠雄などの、日本で著名なアーティストの他、海外で活躍するアーティストの作品も集まります。瀬戸芸への来場者は毎回100万人を超え、この祭典を目当てに日本を訪れる外国人観光客も多いです。
瀬戸芸の公式サイトはコチラ。
四国遍路
空海(弘法大師:774年〜835年)が修行を行った地とされるお寺が、四国には八十八箇所あります。その足跡を訪ねて、八十八箇所のお寺を巡礼することを「四国遍路」(通称:お遍路)と呼びます。
世界的には、その土地の自然や伝統を感じながら歩いて旅する、巡礼旅がブームになっています。人気な巡礼路として、例えばスペインのサンチャゴ巡礼路や、紀伊半島の熊野古道が挙げられます。熊野古道は、世界遺産に登録されて以降、外国人の来訪が飛躍的に増え、現在では年間40,000人近くの外国人巡礼者が歩く道となっています。
四国遍路も、まだ認知度は低いものの、外国人の来訪が増加する傾向にあります。例えば、世界的旅行ガイドブック『ロンリープラネット』は、「2022年に訪れるべき場所地域部門」に“四国”を6位に選出しました。その選出には、四国遍路の存在が大きく関わったと言われています。
四国遍路は現在、世界遺産登録に向けて活動しています。

讃岐うどん
「香川県」と聞いたら、県外の人が真っ先にイメージする、香川県民のソウルフードが讃岐うどんです。うどんを冷水で締めたあとに温め直し、いりこ出汁をかけた、「かけうどん」の食べ方が最もメジャーです。
高松市にある高松空港では、ソウル、上海、香港、台北、台中のアジア主要都市から週33便の直通便が発着します(2025年3月現在)。2024年7月からは、ソウル線の直通便が1日1便→2便に増えました。このことからも、香川県への、アジアからの観光客が増加傾向にあることが分かります。
讃岐うどんは、日本人観光客のみならず、外国人観光客からも人気で、人気のうどん屋をはしごする外国人の方も多く見受けられます。
荘内半島ってどんな所?






荘内半島は、香川県の西部に位置する半島です。
香川県で最も人口が多い、高松市街地からは、車で1時間ほどの距離があります。
その魅力を3つ紹介します。

紫雲出山
紫雲出山は、荘内半島の先端に位置する、うらしま太郎が開けた玉手箱の煙がのぼったという伝説が残る山です。一説には、その煙が紫の雲のようたなびいたことから、「紫雲出山」と名付けられました。
山頂からのぞめる瀬戸内海の多島美は、米国ニューヨークタイムズ紙や仏誌「ル・フィガロ」電子版などで掲載されるなど、外国人の観光客からも人気です。とくに桜の季節には、瀬戸内海と桜のコラボレーションの絶景を見るために、多くの観光客が訪れます。
本サイトのオーナーが経営している民泊、瀬戸内うらしま邸は、紫雲出山の麓に位置します。民泊から山頂までは車で15分、徒歩で1時間半ほどです。

父母ヶ浜
父母ヶ浜は、荘内半島の西側に位置する、遠浅の浜辺です。
潮が引いた干潮時の夕暮れには、南米ボリビアの「ウユニ塩湖」のような写真 が撮れると話題で、年間50万人以上の観光客が訪れます。
2018年 には、じゃらんの「夕日絶景ランキング」で全国1位に選ばれました。日没の時間帯に訪れる人が多いため、浜辺には、日没までくつろげるカフェ等があります。

粟島・志々島
荘内半島から船で気軽に行ける島に、粟島と志々島があります。
粟島は、瀬戸内国際芸術祭の開催地となる島の1つで、東京芸大日比野学長が監修した施設があります。そこには芸大生の作品や、海外アーティストの作品が展示されています。須田港から船で15分の距離にあります。
志々島は、樹齢1200年の大楠と、島民の方が手入れされている、広大な花畑の景色で知られています。宮ノ下港から船で20分の距離にあります。
